虫歯ができてからではなく、虫歯ができないための治療を

歯医者は虫歯ができてから行くところ、一般的にはそう考えられています。
しかし、実際はいかに歯をそのままの状態で残すかが大切なので、
削ったり抜いたりする前の予防歯科の考え方が非常に大切になってきます。

予防歯科とは?

自宅での歯磨きケアだけでは不完全

予防歯科とは、虫歯になってからの治療ではなく、なる前の予防診療のこと。ご自宅での日々の歯磨きだけでは、完全に歯垢は落とせず、それが長年蓄積されると、歯周病を誘発することになります。
また、歯周病は初期段階は自分では気づくことができないので、定期的な検診とメンテナンスで早期発見することが必要になってきます。

なぜ予防歯科が必要なのか?

高齢になっても自分の歯を残すために

「虫歯になってから歯医者へ行った人」と「虫歯にならないために歯医者へ行った人」では、高齢になった時の残存歯数に明確に差が出ることが分かっています。
高齢になっても自分の歯で噛み、心身の健康を保つためには、3〜4ヶ月に1度、定期的なメンテナンスを受けることが大切といわれています。

予防歯科の流れ

口腔内環境を定期的にリセット

ご自宅での歯磨きだけでは、必ず磨き残しによる歯垢が残ります。そこから原因菌が時間の経過とともに増えていくので、3~4ヶ月に1回の健診で、定期的に増殖した菌をリセットする必要があります。
具体的には、リコールの時期にハガキをお送りしますので、電話でご予約してご来院ください。患者さまの状態に合わせた検診や処置を行います。

● 口腔内の健康状態のチェック
● ブラッシングのチェックや改善指導
● 歯のクリーニング
など